店長の読書感想文『高校生からわかる資本論/池上彰』

昔、ちょっと読んでみようと思って、2ページ程で断念した本があります。

マルクスの「資本論」です。

当時の僕には文章自体を理解できませんでした（今も怪しいですが）。

そもそも名前だけは聞いたことがあるけど、どんな本かも知らず、ただ名前だけは聞いた事があり、読んでると頭が良さそうに見えるんじゃないか？くらいの感じだったので断念したのは当たり前だった訳です。

今回この本を読みながら、そんな忘れていた過去を思い出しました。

そんな今回読んだ本は『高校生からわかる資本論/池上彰』です。

『資本論』はカール・マルクスが約140年前に1867年に1部を、1885年に2部、1894年に3部を刊行したものです。

資本論、マルクス主義について具体的に書こうとすると知識不足が露呈しますので（苦笑）詳細は省きますが、池上さんがこの本を書きあげたのは2009年で、当時、派遣社員が増え、更に派遣切りも当たり前になってきていて、マルクスの時代背景に非常に似てきている事から「資本論」を改めて見直す風潮があったようですね。

さすがは池上さんって感じです。凄く読みやすくて分かりやすい。

マルクスの持って回った難しい言い回しを、分かりやすく1つ1つを丁寧に解説してくれています。

「資本論」って有名だし、読んでみたいなって方には入門書としてはおすすめです。

店長にも理解できたんだし間違いありません・・・（涙）

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